今日ご紹介する方は、
プロレスラーの今井礼夢(らいむ)さんです。
ご存じの方もいるかもしれませんが
今井礼夢さんは、有名なSPEED元メンバーの今井絵里子さんの息子さんです。
今井絵里子さんは、アイドルを引退後、参議院議員として活躍しています。
礼夢さんの今までの経緯を順序良く説明して行きます。
2004年10月18日生まれた時すでに耳が聞こえなかったみたいで、
お医者さんから、「直ぐに礼夢さんに合う補聴器を付けましょう」と言われたそうです。
父親が急いで病院を探し、知人から有名な病院を教えてもらい、予約を入れ数か月間待ちました。
数か月経ち、病院で検査した所、
「礼夢さんには内耳がないかもしれない」と言われたそうです。
内耳とは、耳の中にある蝸牛といい、音を聞き脳に伝える役割をしてます。
しかし、礼夢さんには、内耳と聴覚神経がないそうです。
3歳から中学までろう学校に行き中学卒業後、
そのまま、プロレスのヒートアップ道場に入ったそうです。
9月頃に参議院議員の絵里子さんが、
ヒートアップ代表の田村和宏さんと障害者支援についての話があい、
交流が始まったのがきっかけでした。
礼夢さんは前から2015年頃からプロレスにはまっていたのですが、
ヒートアップ道場に週2回ほど試合の観戦や道場に通い続け夢中になり、
2017年9月にプロを目指したそうです。
2020年の11月1日頃に、
プロの試験に合格したと、インスタグラムに紹介され、
様々なメディアが注目することになりました。
公式サイトによると、身長166㎝で体重67㎏。
そこまで大きな体格ではなく、
障害を持ちながら、夢を実現している事が「凄い‼」といった声や、
「勇気をもらった‼」など様々な反響を呼び、
祝福するメッセージが沢山届いたそうです。
昨年12月7日に行われたデビュー戦後のバックで、
下を向いて悔しそうにしている礼夢さんに、
ヒートアップ道場の代表田村さんが礼夢さんに
「初の試合は上出来だった。
気持ちなら相手に勝っていたのだから大丈夫だ」と
励ましの言葉を贈っています。
初のデビュー戦後のインタビューで礼夢さんは、
惜しくも敗れましたが、
「悔しかったけどここからがスタートなんだ」と
前向きな事を語っています。
障害をコンプレックスに思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、礼夢さんのように障害を悲観せず、
何事にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
もし今仕事を探している方、
何かに挑戦しょうと思っている方は、
是非礼夢さんのように何事にも前向きに
メジャーサポートを見学し
新しいやりたい事を見つけてみてはいかがでしょう。