業務に限らず、生活の中には新たにチャレンジしていく場面もあります。
少なからず、新たな挑戦をする前に人は、失敗を恐れる傾向にあります。
これは年をとるごとにその思いが強くなるようです。
これは「しなやかな心」の対極にある「硬直した心」と言っていいと思います。
「硬直した心」とはどのようなものでしょうか。
「人に迷惑をかけたくない」、
「失敗をしたくない」といったものです。
しかし、
まったく人に迷惑をかけないで済む人もいませんし、
100%失敗をしないという人もいません。
であるならば、「失敗したときどうするか」、
次の手を考えておかねばなりません。
硬直していると、
一つの失敗でポキッと折れて再生までに時間がかかりますが、
柳の枝のようにしなやかであれば、再生まで時間はかかりません。
その柳の枝のようなしなやかな心のことを、「レジリエンス」と言います。
レジリエンスとは、
困難から早く立ち直る能力、強靭性を言い、
よりよく生きるためのポジティブ心理学に通じます。
ストレス・逆境を受けて意欲を落としても、
すぐに回復する能力のことを言います。
では、チャレンジしたけど、
うまくいかなかったことをどう分析することが必要でしょうか?
・人間の能力は学習や経験によって伸ばすことができる。
・批判から真摯に学ぶ姿勢を持つ。
・他人の成功から学びや気づきを得ることができる。
これらを意識的に行うことにより、
結果的により高い成果を得ることができるようになります。
新しい季節にチャレンジすることを見つけて、
失敗を恐れずに挑戦してみてはいかがでしょうか。