4月から会社に入社した比嘉徳磨さんの勇気ある体験談です。自分で限界をつくっているのは自分自身だととても勉強になりました。
面接時に自分を変えたいと、今まで人に流されて生きてきたと涙してました。高校時代は、うまく人とコミュケーションがとれなかった。
だから、専門学校では進んでリーダーシップをとった。けど、思うようにチームを統率したり、結果を出すことができなかったとのこと。僕からしたら、高校ちゃんと卒業しただけ偉いし、高校でチャレンジできなかったことをちゃんと専門学校でチャレンジしてるし、
いーじゃんって思うわけで。自分を変えたいと思ってもある程度覚悟が必要だったりする。
なぜなら、今の自分のままでいるのが一番楽だから。でも、今のままでいるのが苦しい人もいる。
面接してても、その覚悟がなんか伝わってこなかった。だから、彼に課題を与えた。今の自分にできることを自分で考えてチャレンジしてくださいと。
彼はちゃんと入社前の今日100kmウォークすると宣言して本日、沖縄国際大から歩き始めた。 本日は名護まで行き、1泊して戻ってくるそうだ。
達成して、自信をつけてウチに来てくれたら嬉しいです。チャレンジしたその勇気と素直さに敬意を込めて。みなさんからもエールを送ってあげてください。
万座ビーチ付近で83km地点でギブアップとの報告がありました。しかしながら、チャレンジ失敗ではありません。
実は、彼の目標を僕が勝手にギブアップするくらいまでに引き上げてました。確かに僕はヒドイやつですが、最後まで読んでいただきたい。
彼に伝えていたのは、自分が今考えられる最大のチャレンジをしてほしいということ。
そのチャレンジとして彼は片道の61km地点の名護市役所を彼自身の最大のチャレンジと決めていました。
僕が往復で100kmとけしかけたので、彼の目標はしょうがなく100kmとなったわけです。自分は40kmしか歩いたことがないので、やはりヒドイやつです。
なので、61kmの彼の目標は充分に達成しています。それどころか当初の目標を22km上回る成果を上げたということになります。
彼が身をもってみなさんに教えてくれたことがあります。それは、『自分の限界は自分で決めている』ということ。
もともと、限界だと考える61kmを目標にしていたら、その前でギブアップしていたかもしれません。
61kmでも達成したらそれはそれで、達成感があったかもしれませんが、100kmという自分の考えられる限界を超えた大きな目標にチャレンジすると決意したからこそ、83kmという限界を超えた大きな成果をあげられたのだと思います。
61kmをゴールと決めていたら、83km歩く可能性はゼロです。
僕も改めて彼のチャレンジを通して学ばせていただきました。みなさんにも是非伝えたいです。
自分の限界を自分で勝手に決めてしまっていないか?
P.S.
彼に一番伝えたかったこと。
彼は面接のときに高校、専門学校と自分の思うような結果を出せていないと話していました。
今回の100kmウォークも達成できなかったと言っています。
確かに結果を出すということは大切です。しかし、それはあくまでも目標に対してということになります。
目標が高ければ結果は出せないし目標が低すぎても結果を出しても達成感がない。
となると目標のサジ加減ひとつということです。
そんなことに一喜一憂する必要がホントにあるのかということです。僕が思ったのは
本当に大切なのは、自分の限界にチャレンジしたかどうかということ。
その姿に人の心は動くんだと思いました。それを証拠に限界にチャレンジした彼をたくさんの方が応援してくれました。
目標を達成できなかった自分だけみると辛くなるだけです。目標から足りなかった距離をはかるのではなく、
歩いた距離とそこで学んだことに焦点をあて充分噛みしめて自分の糧と自信に変えて、さらなるチャレンジをしてくれたらと思います。
人は口で伝えることを理解するって、難しいと思います。似たような経験をしていない限り。自身の体験を通してはじめて学ぶんだなということです。
この体験を通して、自分の素晴らしさに気付きチャレンジし続けてくれたら嬉しいです。
ウチの会社を選んでくれてありがとう。
そして、入社おめでとう!
記事担当の者ですが、結果よりそれについて努力した姿に心うたれました。目標を定めてそれ
について努力することを徳磨さんから学びました。ありがとうございました。