メジャーサポートサービスの女子社員のブログの一文です。まず愛を与えるのは自分からという一節に深く感銘しました。
「 自分に関心を持ってもらうために2年間費やさなくても、他人に関心を持てば、2週間でより多くの友人を作ることが出来る。 」
【人を動かす】 (デール・カーネギー)
人というものは朝も昼も夜もひたすら自分のことに関心を持ち続けているという。
心の中で誰かのことを考えているようでも、そこから自分自身に関係や物事が繋がっているからこそ、関心が向けられるのでしょう。
どんな人にでも程度の差はあれど、承認欲求というものがあるそうで。
誰かに認められることを、自分という人間を理解してもらうことを渇望しながら日々を過ごしている人達がこの世の中どんなに多く存在していることか。
友人、職場、恋人などとの関係の中を通して私自身が強く感じてきた部分でもあります。
「 我々は、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」
(ローマの詩人 パブリアス・シラス)
渇望するほどに満たされていない欲求なので、あの手この手を使いながらどうにか自分に関心を寄せてほしいとアプローチをする。
しかし、思うように上手くいかない・・
相手と摩擦が起きる、相手が引いていってしまう、、など。
一旦そこを諦めて、その溢れ出る欲求を止めて、ただひたすらに相手を理解することに努めれば、その相手は自然と関心を返してくれるようになる。
『求めるより与えよ』
などという言葉もありますね。
愛されたいと望むのなら、まずは愛すことから始める
優しくされたいと望むのなら、まずは優しくすることから始める
理解してほしいと望むのなら、まずは理解することから始める
例え希望するような行為を相手から与えられていない状況でも、 『まずは自分から』 という姿勢が大切なんだな。。
と、感じました。
ですが、ここで落とし穴というか次なる試練といいますか、壁が立ちはだかる事になるのです。
‟自分からただひたすらに関心を寄せる事を実行してみたからといって、必ずしも期待しているような反応が返ってこない場合” もあるということ。
きっとそこに〝期待〟が入ってしまうのが厄介なのでしょうね。
ですがまぁ、期待してしまうのが人間の性だとは思うのですが。。
ここもまた諦めてみる。
ネガティブに諦めるのではなく淡々と。スッと感情を引いてみる。
そのスタンスで相手との関係を築いてみると、スムーズにいけることを実感しました。
いや、実感というより痛感ですね。
このスタンスで接するようにしてみると、相手にも不快な感情を抱かせないだけでなく、自分自身の心の安定にも繋がるんですよね。
これは少し意外な嬉しい発見でもありました^^とはいえ無意識に期待しちゃっている時も多々ありますが、
そこに気付いた時には 『あぁ期待してるしてる』 ととりあえずその自分を受け入れてしまって、その期待の感情をまたスッと引く。
そんな感じで良いのかなぁ なんて思ったり。
〝承認欲求〟と〝期待〟
無理に自分の中から消そうとするとまた別の弊害が出てきてしまうと思うので(というか消すのは不可能だろうな)、その辺は受容しつつの試みになっていくのかなぁ
うーん 最近も痛感させられる事があったのでしみじみ感じちゃいます。
最後に、上記の内容に関連するような美輪明宏さんの素敵なお言葉をご紹介致します。
「 人からパワーをもらおうとするのではなく、人にあげようと思うと力は泉のようにわいてくるのです。与えようと思えばわいてくる・・・それは愛も同じです。 」
【愛の話 幸福の話 より抜粋】
美輪さん素敵! ・・よぅし! 愛とパワーの泉を枯らさないようにするぞ♪
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